第5回 空き地歌会 4/6(土)の詠草が20首咲きそろいました。
●参加者のみなさまへ:
ご自分の歌に間違いがないかご確認ください。
●詠草のみで参加の方へ:
4/4(木)昼の12:00までに5首選5首評をメールで野比までお送りください。
●参加者以外のみなさまへ:
詠草についての評や感想は当日の歌会開始までお控えいただけるとありがたいです。当日歌会時のtwitterでの評や感想は大歓迎です。ユーストでリアルタイムに紹介もさせていただきます。また全首評に挑戦していただいた方はご連絡ください。後日空き地歌会ブログに掲載させていただきます。お待ちしております。
テーマ詠「花」---------------------------------------------------------------------------------------
A そよ風の裏切りにより花びらは着地するほかなかったんだよ
B お隣のケンカを夜ごと聞かされる私の罪は何? 沈丁花
C 折れさうな身体のお兄さんの手に仕事の都合といふ花言葉
D スギ花粉噴射スプレー目と鼻に ヒロ先輩に卒業祝い
E 桜舞う恋を奏でる曲の音と香り残して君に届けと
F 営業が出払った午後事務員のまどろみのなか睡蓮ひらく
G 鮮やかな色響かせて咲き誇る好きという花降りそそぐ君
H (わたしの部屋のあなたの花が咲きました)わたしのあなたが告げた春
I 咲くことのない花ですとわたされた石をあなたは窓辺にかざる
J 花に降る雨の静けさきらきらといのちほどけてゆくさくらばな
K 守っても守りきれないものがある カーネーションがシーツに咲いた
L ひらひらとさくら花びら花筏めだかの子らはお遊戯やめた
M 吹く風に枝垂れ桜はゆれておりリズムは淡い1/f
N さいたなら枯れてゆくだけ心咲さんさかなくていいこころなんかを
O ほろよいのお花畑で落ち合ってこのまま二人どこか消えたい
P 口々に春うたうべく咲く花のひとつを選りて耳もとに挿す
Q 花びらを涙でつけて待っている 遠くからでも気がつくように
R 桜たちおかえりなさい旅ならばかなたの春よいってらっしゃい
S 薄桃の君がまっすぐ行けるよう道しきつめる花びらになる
T この岸がどちらがわでもかまわない空ににじんでゆくさくらばな
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