12/1(土)に開催される第4回空き地歌会の詠草が揃いました。
参加者のみなさま、各自ご確認ください。
間違い等がある場合は野比までご連絡ください。
参加者以外のみなさま、個々の歌ヘのコメントをネット上で発表するのは、
空き地歌会当日までお控えいただけるとありがたいです。
当日のコメントは大大大歓迎です。
ツイッターでは #空き地歌会 をつけてつぶやいてください。
詠草のみで参加のみなさま、
この21首の中から5首を選んで野比までメールでお知らせください。
評をつけてくださったら歌会中に紹介できます。
同時にご自身の歌がどれかも教えてください。
締切は11/29(木)昼の12:00です。
それでは、12/1(土)15:00からの
第4回空き地歌会をおたのしみに!!
第4回 空き地歌会詠草(本編) -------------------------------------------------------
A 音羽町置屋ときわや寅の刻 笑いころげる髪結いマツコ
B ほろ苦いコーヒー香り降りそそぐ雪の結晶天使の砂糖
C その男にっこり笑ってひざまずき扇子ひとつで結界を張る
D ネクタイを結ぶ あなたのくびすじの堅固な梱包になりなさい
E 結露した窓を殴ってみてもただ壊せない夢に跡がつくだけ
F 真冬日の結び目きつくバスを待つあいだにすこし君を忘れる
G てのひらで重さをはかる 結ばれたものに四億は眠りこけて
H 沈黙の時間を鼓動が数えてたあなたの首の結論は、縦
I 結末を立ち読みしてから買うように君の元カノと友達になる
J 食品サンプルに触れる指先ネクタイの結び方など知らなくて良い
K クリスマスツリーの下にひとつだけ飛びたつことのない蝶結び
L 固結びしてた気持ちもほどかれて話したいこと止まらない 好き
M 靴ひもから解き放たれた幾千のちょうちょ結びが消えゆく朝に
N 結露する窓に中指滑らせて滴ってゆく昨日の言葉
O 冬空に散った任意の光点を結んで君が神話をつくる
P もうすでに彼女と呼ばぬひとからの夜のメールの結語あざやか
Q まだ髪を結んだ私しか知らない君と終電の灯りをあびる
R 手をふったようにこすった結露には東京たちがゆれていました
S 前もってほどくとわかっている紐を結ぶ バカにもなりきれぬまま
T しらたきをわざわざ結ぶおそろしい女とともに暮らしています
U 結婚が決まりましたと告げられてリボン結びがふいにほどける
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